講座打ち上げ

昨日は森島さんの講座がとりあえず第一期終了と言う事で、その打ち上げを秋葉の

鳥良でやりました。メンツは森島さん、ギャガの豊さん、Officeプリオンの安田さん、

産学共同映像研究所の高橋さん、日大法学部のSさん、それに自分です。一応、

学生のSさん以外は自分の名前で商売されてらっしゃるので、実名でよござんしょう。

え、自分ですか? ここに来られる方はほぼ100パー自分のことをご存知でしょうし、

敢えて言うまでもありますまい。

 

おっと、その前に昨日の講義ですが、最終的なまとめとして、良い作品を残して

行くためには、下記の原点を絶対に忘れるべからずと力説されていました。

 

★作品を作る基本姿勢

・良質なソフト

・ブレない本質

 

★プロデューサーとして管理しなければいけないこと

・品質

・スケジュール

・予算

 

★ヒットさせるための条件

・出しモノ

・出し方

・出し時

 

特に最後の「出し時」を間違うとどんな良い作品でもコケるので、この部分に関しては

マーケティングやリサーチを怠るな!と言うのは本当にそうですね。ただ逆に言えば、

作品の設計思想の部分をマーケティングで構築するとつまらないものになっちゃうぞ

ということでもあるのかなと個人的には思います。

 

と言うワケで打ち上げに話を戻します。色々な濃い話が飛び交いましたが、昨日

一番の話題の中心は間違いなくSさんが大学に入学される前の艦隊勤務話でした。

ありとあらゆる世界の裏表にお詳しい森島さんが始めて聞く話ばかりだと言うのは

よっぽどのこと(笑)。本当、良い経験をされたと思います。自分も高卒でまず都庁で

働いたのはその後の人生を非常に有意義なものにしてくれたと思っておりますよ。

普通に大学生になり、普通に就職をしたのでは決して味わえない人生をね(笑)。

 

その辺から、講義でお話されていたKCIAのスパイ行為の話になり、何故か自分が

スパイに最適じゃないのかという妙な話になりまして(苦笑)。曰く、様々な経験と

妙に豊富な知識、言語能力、それに愛想の良さがアヤしいとかで(笑)。一体何年

生きているんですか?とまたしても言われました。これ、良く聞かれるんですよ…。

年齢サバ読んでないかと(笑)。もしくは経歴詐称(苦笑)。

 

多分好奇心が非常に強くて自分でやってみないと気が済まず、更に記憶力が割と

良かったと言うだけなんですけど。記憶力に関しては確実に母方の遺伝でしょうね。

亡くなった祖母とかは、数十年前のことを昨日のことのように鮮明に覚えている

人でしたから。母親もそうですね。一度聞いた話、読んだ内容をほぼ忘れないと

言うのは自分もそうなので、これは取り得として考えて良いかなと。でも人生と

言うのは忘れた方が良いことも多いと思うんですけどね(笑)。

 

でも最近思うんですが、自分は結局普通の人生を出来れば送りたかったんですよ。

決して好きでこうなったワケじゃなくて、自然にこうなっちゃった。だってサラリーマンの

方が絶対楽ですって、マジで。自営だと国保は高いし、国民年金は将来出るとしても

雀の涙ほどだし、社会的信用はないし、雇用保険もなし。自分で営業しないと仕事が

来ないしねぇ。オマケに仕事で失敗したら次はもう無い。正規雇用のサラリーマンなら

そんなことないですからね。こうした普通の生き方が出来ない自分は、まぁ言うなれば

社会人として欠陥商品なんでしょう(苦笑)。

 

昨日はでも、それでもまぁ良いかと思えるような楽しい飲み会でした。森島さん自ら

自分はカタ×だと公言されるような方ですし(笑)、参加された方々も皆さん自分の

能力を頼りに自力で生きていらっしゃる方ばかりで、いつもながら非常に刺激を

受けました。昨日の友人Kさんもそうですが、要はみんな山師なんですな(笑)。

でもそれぞれ得意分野は上手いこと重なっていないので、このメンツで将来何か

出来ると楽しそうです。自分も隣の芝生をどうのこうの言うのは止めて、出来ることを

粛々とやって参りますか。