昨日はJAA(日本アコーディオン協会)の主催するラース・ホルムさんのコンサートに
行って来ました。場所は四谷区民ホールで、実はここ前勤務先のトイ面なんですよ。
同じビルの中にある図書館とかモスバとかは良く利用しておりましたし。と言っても
先日もサンモールシアターに二回来ましたし、別に懐かしくはないわね…。
開演時に生憎ちょうど雨が降り出し、集客はどうかと思ったのですが、300弱と平日
としてはマズマズといったところでしょうか。まずはとりあえず今日のお歴々にご挨拶。
作曲家の木下先生からは先日の翻訳の謝礼を頂きました。以後もどうぞご贔屓に…。
JAA理事長の松永先生が今度頼みたいことがあると仰ってたので、楽しみです。
本当に面白い方なので。
コンサートは4部構成で成り立っており、色々な方が様々な形態で演奏をされたの
ですが、やはりラースさんの演奏は別格でした。何というかミュージシャンの中に
一人だけアーティストが居るような、とでも形容しますか…。もう楽器を弾いていると
いう感覚ではなく、鼻歌を歌っているかのように自然なんですよ。動作一つ一つに
全然無駄がなく、蛇腹の動きも最小限で美しい。いや、マジで脱帽しました。
他の出演者の方たちには申し訳ないですが、あと30年くらい研鑽を積んでからで
ないと共演は厳しいのではと思いたくなるくらい別物でした。
しかし、本当に凄かったです。まともなホールで聴いたのが初めてだったので
(これまでは小さいイベントでしか演奏を聴いたことなかった)、特にそう感じたのかも
しれませんけど。このホール小規模で駅も近いし使い易そうですね。音響も悪くない。
しかし単なる司会のマイクにあんなPA入れる必要はなかったのでは? アンプ類も
マイク当たってなかったし。自分に依頼して頂ければ喜んでもっと安くやったのに(笑)。