「天元突破グレンラガン」

ここのところの飲み会続き(6日で述べ6回、うち一日はダブルヘッダー)で、自分は

気付いていなかったけど結構疲弊している模様。リハから飲みに入るとテンションを

上げっぱなしで飲むからなぁ。それで今日は朝から気合いが入らなかったので、

グレンラガンの24話から最終話の27話までを一気に観て、螺旋力を充填(笑)。

観終わる頃には「オレを誰だと思ってやがるっ!」とか口走りそうになるくらいまで

復活でございます。あ、ホントに他人様の前では言いませぬよ。それじゃタダの変な

人ですから…。以前うちの奥様は、知り合いが「オレのドリルは…」と口走ったのを

聞きつつも、華麗にスルーしたそうですが…(苦笑)。

 

自分はこの作品を、病気で自宅療養していた2年前に一気に観たのですが、当時は

本当にパワーを貰いました。弱気なシモンが成長していき、最後は銀河を投げ合う

くらいまで(比喩じゃなくてw)のスケールのデカいオトコに成長し、その後はまた

ただの穴掘りシモンに戻っていくというストーリーなのですが、要は「人間気合いが

大事」という話なのですな。最後はまんま出崎版「宝島」ですが。シリーズ構成の

中島かずきさんと今石監督によると、モチーフは深作監督の「仁義なき戦い」だった

そうですね。深作監督と言えば、アレコレ色んなお話を関係者の方々から聞くには、

本当に格好良い方でモテモテ(死語か?)だったようですね。おっと、脱線。

 

今回は3周目だったのですが、これまで気付かなかった部分に色々気付きました。

最終話で「天元突破グレンラガン」というガイナお約束のロボット名テロップがまんま

番組タイトルになっているところとか。最終話はOPありませんからねぇ。最後の

最後にようやく番組タイトルの意味が明かされるなんてニクい(これも死語)じゃ

ありませんか。あとこれは流石に初見から気付いてましたが、ナレーションの声が

実はオヤジになったシモンだとか、計算され尽くした伏線回収っぷりとか。

 

そしてこの作品の最大の魅力は、中島節とも言うべきアツい台詞回し(というか

口上ですな)と、そのケレン味溢れる名台詞をそれはもうテンションバリ高で演じて

いる声優さん方の芝居がもうねぇ…。上川隆也さんと池田成志さんが中島さんの

台本を演じるワケですから、まんま劇団☆新感線なワケで。と言うか昨年東京芸術

劇場で掛かっていた池波正太郎作の「その男」で主役虎之助を上川さん、ライバルの

剣客である人切り半次郎(後の桐野利秋ですな)を池田さんが演じていたので、

斬り合うシーンなんかは目をつぶれば完全にアンチスパイラルとロージェノムの

激突だったのですよね。あぁ観たかった…。

 

ということで、良い機会なのでこちらもアツく語ってみました(笑)。版権にうるさい

ガイナさんですので、画像は貼りません(苦笑)。でも本当に良い作品ですので、

お勧めしますよ。最近の作品の中では、エウレカ、電脳コイルと並んで自分は非常に

高評価をしております。最初の方は「小学生男子ノリについて行けない」と言っていた

うちの奥様も、最後は「EVAより面白い!」と太鼓判を押してました。もっとも映画版

である「紅蓮編」と「螺巌篇」はダイジェストなのでツマらんとも言ってましたが(笑)。

 

さて、最後にいつも通りここ一週間の出来事も書いておきますと、まず8日の木曜は

仕事先で人事異動があったため、その送別会と激励会を飯田橋で開催しました。

みんなとても喜んでくれたようで何よりです。ちなみにお店にクレカを忘れてきて、

翌日取りに行ったので、スキミングされてるかも(笑)。翌日の9日金曜は、忘れた

クレカを取りに行った流れでそのまま池袋に移動し、絶品中華料理を肴に3人で飲み。

10日はとあるイベントに参加して昼からたらふく飲んだ挙句、夕方に元部下の自宅を

みんなで強襲し、更に飲み。日曜は流石にオフにしましたが、12日の月曜は某女優

さんと新宿でリハとデモ録りを行って、そのまま開店から終電近くまで冒頭に書いた

通り高テンションで飲み切り、昨日の火曜もまた送別会だった、と。こりゃぁシンドいに

決まってますな(苦笑)。その合間に仕事も当然しておりますし。次の飲みは17日の

土曜なので、そこまで暫く控えるか…。

 

ではまた次回!

 

おまけ: 今週読んだマンガ。「へうげもの」「けいおん」「よんでますよ、アザゼルさん」