皆様、GWはいかがだったでしょうか?
当方は風邪気味な上に色々と事件勃発で、あっと言う間に過ぎてしまいました。
お金は余り使わずに済みましたが…。と言うか自分にとってはGWであろうとうちで
やることは普段と余り変わらないので、余り特別な意識はないんですけどね。
今日は久々に日中外出したのですが、暑くてびっくりしました…。こないだ雪が
降ったばかりだっつーのに。地元川越はもうみんな夏の装いでしたよ。
さて、この一週間の活動記録をば。
30日(金)は一日中仕事でバタバタしていて、1日の月曜は頭痛と腹痛で自宅静養。
夕方何とか持ち直したので、原宿であったあんみつのライブに行って来ました。
目の前2m以内に安藤さんのバカテクを目の当たりに出来るのは非常に勉強に…。
ちなみにこの日安藤さんはカバキーニョを数曲持った以外は、ずっとYAMAHAの
NTX(多分1200R)を持っていて、アレ?という感じです。これまで弾いているのを
見たことないし。最近はずっとBreedloveでしたからね。みくりやさんもTacomaでは
なくてYAMAHAだったし、座っている椅子も同様だったので、恐らくエンドース契約に
したのでしょうか。演奏終了後によっぽど聞いてみようかと思ったのですが、この辺
深く詮索するのも何だかイヤらしいのでヤメときました(笑)。NTX、結構良い音して
ましたね。実は自分のCE-1(安藤さんも一本持ってたそうですね)がダメなら、NCX
1200Rを買う気満々でした(笑)。翌日の2日は再び自宅静養。
3日はゴッキーと石井君が川越まで来てくれて、うちのスタジオで細かい上モノ部隊の
打ち合わせを行いました。やはりうちのスタジオでやるのは、楽器を持って行かなくて
良いし、思いついたその瞬間に色々な楽器がメンテの済んだ状態で使えるし、時間の
制約はないし、で非常に楽なんですよね。プラグインのInstrumentが使えますしね。
ちょっとここはBechsteinで、とかローズでとか自由に出来るのは強みです。ブースは
3人だとかなり狭くなってしまうのが難点ではありますが…。終わった後は当然飲み!
4日は自宅で仕事を片付けたあと、レイトショーの「第9地区」を観て来ました。周りの
評判がとても良かったので。2時間あっと言う間で、演出とホンは素晴らしいなと
思いました。ただ、いかんせんグロい…。自分、グロいのダメなんですよ…。当面
エビを食べるのは無理ですね(苦笑)。あと、例の液体が何で体組織を変化させたり
宇宙船の動力になるのか、とか設定にかなり無理はありますな。でもまぁ全体としては
良いシャシンだったと思います。70点。
ただこれを観て来たことによって、副産物的に良かったことが一つあって、昨日うちで
観てゲンナリしていた「撲殺天使ドクロちゃん」のグロさが、今日は気にならずに続きを
観れたw しかしドクロちゃんの主題歌は大好きですね。超一級の電波ソングです。
リンクは自粛(苦笑)。自分はSeason2の2007バージョンの方が好きですね。
特に後半の「拉致ってトボけて~」の辺りは素晴らしいです。恐るべし千葉紗子!
うちに居た時は色々また乱読していたのですが、テッド・チャンの「あなたの人生の
物語」の表題作の意味が再読してやっと判りました。こういう構造になっていたのか、
とね。初読時は単純に子供の話は過去の話という認識で読んでいたのですが、
再読してみるとこれは未来の話なんですね。ヘプタポッドBを学んだことによって、
着地点を認識することが出来るようになった、と。深いです。ただ普通は初読時に
気付くような気もしますけど(苦笑)。
その他には、「バビロンの塔」と「地獄とは神の不在なり」は本当に素晴らしいと改めて
思いましたね。特に後者は色々ショックを受けました。こりゃヒューゴー賞とネビュラ賞の
ダブル受賞は当然かと。天使の降臨を天災として描写するのがまたゾクゾクするくらい
臨場感がありましてね。8作からなる短編集にネビュラ賞受賞作が3作も有ること自体
凄いですが、そもそもこの単行本が出た時点では、彼の作品はこの8作で全部だった
のですよね。この質を保つには寡作になるのは仕方ないですね。連作ではないの
ですが、モチーフが一貫していますので、読み易いと思います。
自分のつぶやきからその辺を引用しますと、「テッド・チャン書くところの神ないし絶対
超越者(宇宙人であったり超人類であったりするワケだけど)は、要は個人への興味や
慈悲など持っていず、気まぐれで制御不可能な存在。ただそれに対する「諦念」では
なく「愛」を描いているのが新鮮 」だそうです。結構良いこと書いてんな、オレ(笑)。
ともかく、絶対のお勧めです。
で、GW最終日の今日は、当ブログ頻出のTくんと奥さんのJちゃんが川越まで遊びに
来てくれましたので、街中をご案内させて頂きました。この暑さの中あちこちウロウロ
させるのも気の毒なので、適宜ビール休憩を入れつつ(笑)。ちなみに何とJちゃんの
お父様は、彼女が産まれる以前に川越に住んでいらして、「川越のよっちゃん」の
異名をお持ちだったそうで(笑)。これも何かの縁でしょう。今日は山車も幾つか出て
ましたし、ウナギも静かな料亭で落ち着いて食べられたので、自分も楽しかったです。
暑い中、連れ回してしまってすみません…。これに懲りずに、是非また遊びに来て
頂ければと。まだまだ川越は見所ありますよ!
ではまた次回!! 五月病を吹き飛ばして元気に参りましょう。